経験が自分を救うお金の話
ごきげんよう ウメ子です。アラカンの私ですが長く生きてきて時代は大きく変化しました バブル世代の私も就職では恩恵を受けたと思います さほど勉強も頑張らなかったけれど良い会社に就職が出来ました 安定した収入もあり友達との食事や旅行に買い物にと贅沢もしていたと思います。
私の実家は自営業を経営していました 父に懇願されて(これには深い事情がありました)自営業の経理を手伝う事になり三年間務めた会社を泣く泣く辞めました その後バブル崩壊となり景気のどん底を思い知ったのです(-_-;)父が築き上げた会社の経営は厳しくなり若かった私と家族の貯金ではどうすることも出来なくなっていきました この頃結婚もしていたのですが私の給料もかなり減額されて無給の月もありました
会社は倒産してその後、実家が競売にかけられそこから先の両親の苦労は大変なものでした もちろん、家族も辛い思いをしました 今まで父に愛想良くしていた銀行員も手の平を返すような態度になり非情な扱いに耐える日々を過ごしました 身近で見ている私も辛かった…
私の価値観はそこからガラッと変わりました お金が無いってこんなに惨めなんだ…(今思えば少し病んでいたかもしれません)もっと貯金できたはずなのに何でもっとお金を貯めなかったのだろう(-_-;)もう少し貯金があれば会社の運転資金の手助けが出来たのかもしれなかったのに…友達との交際費や頻繁に行っていた喫茶店でのコーヒー、食事代に親へのおこずかい…お金の大切さを分かっていなかった使い方だと思います
お金のない惨めさを思い知った私はお金がないと心にゆとりが無くなって卑屈になる事も知りました それまで人にはおっとりした性格と言われることが多かった私。人との揉め事も嫌うし、穏やかな性格でした これは自慢ではないのですが育った環境だと思います しかし、お金に余裕がないとネガティブ思考にまっしぐら(笑)
この、ネガティブ思考から脱出するには貯金をしなければ!子供達にはお金の心配はさせたくないし困ったときに使えるお金が無いのは苦痛しかない(´Д`)子供を二人育てながら必死に仕事をしました ある時はダブルワークもしました 高校を卒業して50歳迄働き、ある程度の貯えが出来たときに両親の介護と家族の病気もあり仕事を辞めることになりました。
その後も色々とありましたが現在は大好きな植物やお花の手入れをしてゆっくりとした時間を過ごせるようになりました きっとあのバブルという好景気に踊らされて気づいたら思っていた人生と違う道を歩んでいる人は少なくないと思います でも、今思えば気づかされたことも沢山あります人生捨てたもんじゃないですね(*^_^*)
あのままお金の大切さを知ることなく生きてきたらこの令和の時代についていけずに惨めな生活をしていたかもしれないですね
これからは感謝の気持ちを忘れずに今まで出来なかった事をして大切なお金を少しずつ増やして豊かな人生を送っていきたいと思います
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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